読者に伝えやすくする要素とは?選挙から学ぶマーケティング!

先日、参議院選挙が行われましたね。

私は選挙中に色々な政見放送をみていました。

そして政見放送をみながら、こんなことを考えていました。

  • 読者に伝えやすくする要素が詰まっているなぁ…
  • うまくマーケティング理論を使っているなぁ…
  • この政見放送は、マーケティングの解説に使える!

とうことで、今日は政見放送や過去の政治演説を事例として

  • 読者に伝えやすくする要素
  • 政見放送から学べるマーケティング

を解説していきます。

その前に、1つだけ注意点です。

今回の記事で取り上げる政党に対して、私自身がその政党に投票しろと推奨するものではありません。

また、特定の政党を支持しているものでもありません。

色んな政見放送をみていく中で、あくまでもマーケティングの観点から「これはうまくマーケティング理論を使っているな」と感じたものを紹介しています。

それだけはご了承くださいね。

それでは、一緒みていきましょう。

動画でも紹介しております。

NHKから国民を守る党の政見放送から学べること

 

NHKから国民を守る党の政見放送の詳しい内容は、ググっていただけるとわかります。

興味がある方は見てみてくださいね。

それでは、マーケティングの観点から使えると思った要素を紹介しますね。

誰にでもわかりやすい言葉を使っている

私が政見放送を見ていたら、後半の方でこんな言葉がでてきました。

昔は悪いことをしたら「ごめんなさい」と謝りなさいと教えられたのに、大人になったらなんで、悪いことを悪い!と言ったらダメなんですか?

これは、けっこう響く言葉です。

大人はもちろんのこと、子ども達にも響く言葉ですよね。

子どもでも理解できる、わかりやすい表現です。

公約はただ1つ、NHKをぶっ壊す

政見放送の中で伝えられる公約は、NHKをぶっ壊す。

たったこれだけです。

1つだけです。

単純明快ですね。

この、NHKをぶっ壊す、という公約が繰り返し伝えられるのです。

そして、次に重要なのは、この繰り返しという要素なんです。

実際に、NHKをぶっ壊す、という公約がどれくらい繰り返されたのか?

わかりますか?

繰り返された回数は、政見放送18分の中で10回

NHKをぶっ壊す、という公約を、18分間の政見放送中に10回も繰り返しているんです。

これって、だいたい90秒に1回のペースですよ?

これだけいったら読者にイメージがつきます。

この、単純なことの繰り返しって読者にイメージを植えつけるのにかなり重要な要素でもありますよ。

マーケティングにおいて重要なこと

あくまでも、マーケティングという観点だけにフォーカスして取り上げた要素は次の3つです。

  • 誰にでもわかりやすい言葉を使っている
  • 公約は、NHKをぶっ壊す、1つだけ
  • 公約を繰り返し伝えている

つまり、誰にでもわかる言葉で、特定のことを繰り返すってことです。

マーケティングにおいてはこの点かなり重要なんですよ。

このNHKを国民から守る党の政見放送は、ある意味youtubeでかなり盛り上がっているんですが、実は同じような事例が過去にもあるんです。

小泉さんの郵政選挙、演説と決断から学べること

 

それは、自民党をぶっ壊す=郵政民営化、です。

この言葉をいったのは小泉純一郎さん、自民党の元総裁ですね。

俳優、小泉孝太郎さんのお父さんでもあります。

小泉内閣発足直後は支持率80%台と高い支持率をほこり、今の安倍総理の前に長期政権を維持しました。

評価が高い政治家です。

マーケティングを学ぶ前に、小泉さんがなにをしたのか?おさらいしておきましょう。

ちょっとだけ長くなりますが、マーケティングの1番重要なことを理解するのに必要なので、お付き合いください。

小泉さんがやったことは郵政民営化

小泉さんが何をやったかというと、郵政民営化です。

この人は総理になった時から郵政民営化1本で攻めていってました

しかし、郵政民営化法案は参議院で否決され、1度ダメになったんです。

その時、小泉さんはどういう決断をしたか?

私は、あの時のニュース映像を今でも覚えています。

報道記者の「解散するんですか?」という質問に対して、小泉さんの「うん」という、うなずきに私は「おぉ〜」となってました。

それから日をたたずして、衆議院の解散し、総選挙に出たんです。

郵政選挙と呼ばれることもあります。

これはなかなかできない決断ですよ。すごかったと思います。

当時、自民党がおかれた状況を考えれば、政権与党からの転落という大きなリスクもありましたからね。

今の政治家で、こんな速攻で決断する人はいなと思います。

小泉さんだからできたんでしょうね。

この時のインタビュー記事では次のようなことをいっています。

今まで自分が言っていた郵政民営化が正しいか、国民に判断してもらう

結果は歴史をみればわかる通り、自民党が大勝し、郵政民営化は実現。

そして、郵政は民営化されました。

郵政民営化後、小泉さんが下した決断は?

さらに、小泉さんのスゴイところは選挙後の決断にもあります。

小泉さんは郵政民営化が実現した後、早々に政界を離脱しているんですよ。

郵政民営化のために政治家をしていたのか?とさえ思ってしまいます。

この決断は小泉さんの評価を上げた一因でもありますね。

あのまま残っていても政治家としての評価は下がっていたと思います。

  • 自分が信じていた道を1本貫いて、それをそのまま続けた
  • 自分の信じた道が実現したら、早々に去る

これは生き様としてはかなり素晴らしいです。

そして、これはマーケティングに通じるんです。

マーケティングの色んな方向がある中で、ある1本の方向を「これが正しい」といって突き進む

これがマーケティングにおいて1番重要な要素になるんですよ。

2つの事例の共通点していえることは?

カンタンな言葉でイメージがわきやすい

2つの事例とも、カンタンな言葉を使って主張しています。

  • NHK…NHKをぶっ壊す
  • 小泉さん…自民党をぶっ壊す=郵政民営化

このカンタンな言葉でイメージがわきやすいというのが読者(政治家にとっては聴衆)に訴えるには重要な要素になってきます。

特に、小泉さんの郵政選挙の演説は一般の人にとっても、かなり理解しやすくなっています。

演説の中で主張していたことは主に2つです。

  • 郵政の人数多すぎる→ムダを排除する→公務員の数減らす→その分の税金が浮く
  • 民間と比べて郵政のサービスは遅れている→民営化で民間と競争→より良いサービスの提供が可能

この2つの主張を説明するために次のような方法で伝えていたんです。

まず、人数については、他の公務員、民間企業の人数と比較ですね。

郵便局職員 大手運送会社 自衛隊
正規 24万人 36万人 21万人 24万人
非正規 12万人

※数字は当時のもの

  • 大手運送会社や自衛隊は21万人〜24万人で運営できてるのに、郵便局だけこんなに人数必要なんですか?

と問いかけています。

全然、難しい数字ではないですよね。

この時点で聴衆に、郵政は他より人数が多い、税金をムダに使っているというイメージを持たせることができるんですよ。

そして、サービスについては、日常で使い慣れてる民間のサービスと比較します。

  • 夜間配達を始めたのは郵政ですか?民間ですか??
  • 冷凍で美味しいものを届けるようにしたのは郵政ですか?民間ですか??
  • どちらも民間ですよね?民営化したらサービスも充実するんですよ!

と、メリットを提示して、民営化した時のイメージを持たせています。

どうすですか?

高校生、大学生でも理解できそうなやさしい内容じゃないですか?

興味がある方は1度、郵政民営化の政見放送や演説の動画をみてください。

マーケティングの観点からみて、本当にうまい事例ですよ。

伝えたいことを特定のことに絞る

色んなメリットを提示しまくるだけではダメなんです。

今ある多くの政党は色んな公約を掲げているじゃないですか?

実際、そんなんじゃ聴衆に響かないんです。

色んなメリットを提示した方が良いと考えてる人もいますけど、じゃあ結局どれがいいの?っていう感じになっちゃうんですよ。

それより、メリットは色々あるんだけど1番良いのはコレ、って言い切るのがベストなんです。

それに、感情とエビデンス(客観的なデータ)を加えれば最強のスキルになります。

読者に伝えやすくする要素とは?まとめ

読者に伝えやすくする要素とは?まとめ
  • カンタンでイメージがわきやすい言葉を使う
  • 伝えることは特定のことに絞る
  • 繰り返し何度も何度も伝える
マーケティングで最も重要なこと
  • 自分が正しいと信じた1つの道を突き進むこと
  • それを単純かつ、わかりやすく明瞭に伝えていくスキル

今日紹介した郵政民営化の演説は今でもみれます。

マーケティングで最も重要なことが学べる優良な教材だと思っています。

具体的にどうしたらいいかわからない人は、まず郵政民営化の演説をみてください

そして、

  • 感じたこと
  • 共感を感じたこと

を抜き取っていってみてください。

共感を感じた部分が特に重要です。

自分が共感を感じたことは潜在意識的に100人くらいはおんなじことを考えています。

なので、共感を感じた部分を他のところに横展開してみてください。

そうすればマーケティングにおいて正しい道がみえてきます。

そして、長期的にこれでいいと思える戦略になってきます。

最後に、もう1回伝えておきます。

今回の記事で取り上げる政党に対して、私自身がその政党に投票しろと推奨するものではありません。

また、特定の政党を支持しているものでもありません。

マーケティングの観点から学べる要素にフォーカスして解説してきました。

選挙はあくまでも自分が正しいと思ったところへ投票してくださいね。

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